一応、それとなく釘を打つことはできた。 なかなかいい芝居だったな。 関口は満足し、風呂に入ることにした。 ――湯上がりのビールですっかり気分がよくなっていつしかそのまま眠った関口は、うっかり萌香からのメールを1通、消し忘れていたことにまだ気付いていない。 夢の中で萌香と二人、グアム旅行を楽しんでご機嫌だった。