高嶺の花



それから、海里に昔のことを話した。


「春くんが家に来てくれて、たくさん話を聞いてくれて、最後にね、私に言ったの。『美華のためなら、美華の笑顔を守るために、俺は僕になるよ』ってね。それだけじゃなくて、春くんたら、私たち同じ学校に通ってるのに、春くんはお友達と喋る時は、ほんとの春くんなんだよ?そんなの、いっつも春くんのこと見てる私なら、性格が違うって分かっちゃうよ……」

「美華……。そんなことがあったなんて私……!」

「」