高嶺の花

ふと、昔の記憶がフラッシュバックする。


「ーーーのことなんかー-大嫌いーーだ。」


嫌だ、嫌われたくない。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ


「春くん、私のこと嫌い?」


春くんは、ハッとしたような顔をすると


「ううん、ごめんね、美華。僕は美華のこと大好きだよ?」


可愛らしい笑顔で私の安心する言葉をくれる