桃代の左側に通り過ぎようとしていた隼人がいきなり 「やっほ〜ももよちゃん…」 周りにいた和馬や夏樹、花梨に聞こえない様小声で桃代の耳元にそっと呟いた隼人。 それを聞いた桃代は素早く隼人に顔を向けたら いつもの、あのイケメンスマイルで桃代に笑いかけている隼人の顔が目に入った。 っ!!! むかつくっ〜〜〜!!! 自分の耳に手を当てながら顔を真っ赤にした桃代に気付かずに、隼人は前を向いて去っていった。