その時だった
「待って!!!」
廊下にでていて
無意識に桃代は隼人の腕を掴んでいた
「!!」
そんな桃代の行動に隼人は目を点に変えながら驚きながらも見つめた
驚きながら桃代を見る隼人の目を
いつもと違うどこかで優しげな目をして隼人を見つめた
こみ上げてくるドキドキする気持ち
止められない想い
「わたし…」
そう桃代が言いかけた瞬間だった
「俺やっぱ桃代がすきだ」
……………
「…………へ?」
周りの空気が静まり返ったかと思うと
「「えぇーー!!!!!」」
周りからは一気に圧力がかかってしまっていた
「……………」
だがそのなかには
え?なになに
と頭が真っ白になってしまっている桃代がいた

