「まぁーいいや!で相手は?」 いきなり、改め始め、相手の名前を聞き出そうとする隼人。 「じゃあ、言うわ…」 コホンと咳を一回すると、和馬は重い口を動かした。 「相手の名前は…」 「相手の名前は…?」 隼人が体ごと和馬に近づける。 そして、和馬は深呼吸をして答えた。 「隣のクラスの 前村 花梨…」