「桃代〜あがるよ〜」 「はいは〜いっ!」 夏樹に言われ、つけていたエプロンを後半担当の子に渡し 桃代は、花梨、夏樹と共に校内をまわることにした。 それからの桃代達は まるで、どこかの子供のようにはしゃいでいた。 「あまーい」 わたあめを手においしくなめたり 「きゃぁ〜!」 「桃代叫びすぎ!」 お化け屋敷で 花梨に怒られたり 「ひゅーひゅー!」 バンドに夢中になったり 「おしい…」 金魚すくいを楽しんだり この時の桃代は祭を大いに楽しんでいた この時はー…