「多数決で、タコ焼きの売店をやることに決まりました!」




そうB組のクラスは
A組に比べ、スムーズに決まっていた。




「私タコ焼き大好き〜」



「桃代は食べれないんだよ〜」



斜め前の花梨が
よだれをたらしている桃代に突っ込みを入れた。





「でも、楽なやつでよかったよね?」



桃代の前の席の


高本 雅樹が桃代の方を向いて話しに加わった。



「本当よかったわぁーー!」



一安心して笑う桃代を




「桃代ちゃんおもろいなぁ〜」



と雅樹は笑って返た。







A組はいたって普通でのんびりとしていた





「握手会だってー」



「違う!ホストー!」




「絶対コスプレ!!」




あぁ〜誰か助けてくれー…


隼人は一人誰かの助けを求めていた

まさか、隣のB組で
隼人をかけた女達の争いが行われていたなんて




桃代達は知る事はないだろう