「な…桃代ちゃん」 驚きながら、和馬は どんどん近づく桃代を驚きながら見ていた。 桃代は、黙ってそんな和馬の手首を掴むと 引っ張りながら教室を出た。 「お…おい!」 「……………」 引っ張られている和馬は焦りながら桃代を見る。 だが、つれられるにつれ 和馬は黙り込み、行き先を桃代にまかせた。