「よし!決めた!」 手に力を入れた桃代は、決めた事を実行に移した。 そんな桃代をみていた花梨と夏樹は 「ちょ桃代!どこ行くの?」 いきなり、向かう教室とは逆方向を歩く桃代を止めにはいったが、 「先生には保健室っていっておいて!」 とだけ言い渡すと 花梨は何も言わずに承知した。 桃代は、はや歩きをしながら ある場所へむかっていた その場所とは 和馬がいる教室。