999の薔薇

(竜くん、こっちこっちー!)

(陽菜ー!待てよー)

え、竜くんって誰?

陽菜って呼んでる男の子は?

「頭が痛い、助けて、」

意識が朦朧としていると遠くで声が聞こえた。



「陽菜!陽菜!大丈夫か?陽菜!」



そこで私は意識を手放した。