「ガチャ」


「上がって!2階のこないだ案内した部屋が八神君の部屋だから好きに使って!」

「ありがとう。じゃあ遠慮なく使わせてもらうな」

「ご飯出来たら呼ぶからゆっくりしてて…今日、カレーなんだけど大丈夫?」

「全然大丈夫。俺、好き嫌いもないし…でも、料理できない代わりになんか手伝うからなんでも言ってくれ。」

「うん!ありがとう。」

「じゃあ2階行くな。」

「うん。」

八神君ってほんとに優しい人なんだな。

さっきも…私が鍵を探している間に何も言わずに荷物を持ってくれたりして…八神君の為にも美味しいカレー作らないと!!