ちほちゃんは本当に自分が思っていることを口にだして言ってみました。

「間違いがないのならいじめや犯罪間違いには入らないということになりますが。」

教室の空気は凍りつきました。

「間違いはないのじゃなかったのか。」
その思いを抱いたままちほちゃんは大人になりました。