探偵事務所 flower Sherlock

こんな暗い道歩いて帰ってるんだ・・・。


そりゃー襲われるわ。


お客さんは帰宅時間を遅らせてもらっている。


男の人、いつ来るの!?


逆に緊張するんだけど!



「波留!」



あれ?この人?なんも怪しくないよね?


急に腕を掴まれ顔を上げるとお客さんより少し上?くらいの男の人がいた。


怪しい服装をしているわけでもない。



「波留、もう一度だけ考え直してくれ」



うわーこれはめんどくさい!



「い、急いでるので」



私は手を振り払い出来るだけ声を似せて、顔を見られないようにしてその人の脇を歩く。


その瞬間・・・。