「こんにちわー」



お客さんかな?


二十歳ぐらいの女性だ!



「ようこそ我が探偵事務所へ」



九条君の性格の変わりようが半端ない。


え?こんな人だっけ?



「どうぞ。お掛けください」



「ありがとうございます」



本当に九条君なの?


清水さんが紅茶を持ってきて話が始まった。



「今回はどのような件でしょうか」



「ここ二、三週間前から変なメールが届いてたんです」



「どのような内容か拝見してもよろしいでしょうか」



「えぇ・・・」



メールなんて珍しいなぁ・・・。