「 ほんと可愛いこと言わないで、俺の事殺す気? 」
「 ころ、…? 」
頭の上から聞こえた声に疑問を投げかけるのと同時にもう一度大事そうに抱え込まれて。
そっと離れて、
「 ……んっ、 」
一瞬、触れるだけのキスをしておでこ同士がくっついた。
「 ほんとこれ以上は無理。煽んなバカ。 」
「 あお…? 」
「 これ以上可愛いことすんなってこと。 」
「 かわい…?え? 」
「 もういい早く家入れ、じゃーな 」
珍しく家の中に入るまで見送らずに新は帰って行った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…