「おいっ!あや!」

「大丈夫ですか!?」

そんな声も全部エコーに聞こえる。

「おぇ...ゴホッ...」

今までかろうじてしていなかった嘔吐もして、

ああ、このまま死ぬのか...

冗談抜きにそう思った。

そっから私の記憶は途切れ途切れにしかない。

とりあえずバスの近くまで救急車が来て、

バスの乗ってたお医者さん?ぽい人が

救急車に一緒に乗ってて、

病院についたら色々検査されて...

その後はもう病室で寝てた。