蘭:帰宅〜

康平:おう、たのしかった?笑



とりあえず帰宅してLINEをしたものの。
笑ってなんだよ。


思い切って昨日のこと、聞いてみよう
もしかしたら大切な話だったのかもしれない



蘭:ねえ、昨日の夜さ誰かと電話した?


一気に緊張が高まる。


聞かなくても良かったかもしれない。
でも、何も伝えてくれないのも嫌だし


何もやましいことないなら
隠すこともないしね。


ただの女友達。そうおもっていても
なぜかドキドキ。


返事が気になるような
気にならないような…




〜♪


少し遅めの返信。
恐る恐る画面を開くと、


康平:昨日は寝てた!疲れて眠かったし



そうきたか。



蘭:いやほんとのこと言っていいよ!怒らないしさ、私知ってるから。


康平:え?なに俺を信じられないわけ?


蘭:そーゆうことじゃなくてさぁ…


康平:なんかめんどくせーなおまえ



いつもこうなる。だから言いたくなかった
でも隠してるってことだよね

隠さないといけない何かがある?

私の存在ってなんなんだろう


「めんどくさ」って…



自然と涙がこぼれた