茶髪の髪、あれは…




ガチャ



「うわあ!びっくりしたあ、
何してんだ中村」


もー店長、、。

バットタイミング。




「う、うわあすいません!
い、今レジに戻ろうとしてました!!」



覗き見していたことがばれないように

つい嘘をついてしまった


「ちょうどよかった。混んできたんだよ
悪いけど頼むな、」



うわー。こんなはずじゃ…、


仕方なくうつむきながら
レジを開ける。



するとそこに現れたのは

やはりこの前の男3人組だった。



私は動揺して
なかなか顔を見ることが出来ない



「蘭ちゃん?」


そう名前を呼ばれ顔を上げると


茶髪の髪をした、噂の天宮が…



「やっぱそーだ!蘭ちゃんだよね?」


天宮がグイグイ声をかけてくる。
女慣れしてる感じ


初めて天宮をみた。
ハーフなのかな?鼻も高くて彫りが深い
綺麗な顔立ち。
確かに俺様ってかんじで、
女子は好みそうだ



そして天宮の横には蓮くん。



「そ、そうですけど、どうして…」


「まさかほんとにいるとは、な!!」



「お前しつけーからやめとけって」


戸惑っている私をかばうように

蓮くんが天宮を注意する



「なんだよお前が気になるっつってっから
協力してやってんのによー!」


と天宮も対抗。


え?蓮くんが私を??はい???



「お前まじふざけたこと言ってんな。




そうだよね。まさにその通り。
ふざけたこと言ってんなよ天宮。


私も心の中で蓮くんに共感


しかし突然の事で
まったく頭が整理されない私は

何も声に発することが出来ない。



「蘭ちゃん今日なんじまで?」


「ろろ、ろ6時です」


威圧的に天宮が質問してくるから
とっさに私も答えてしまった


「なるほどね〜☆
俺天宮!こいつは蓮で、こいつは和也だから!よろしくな!んじゃバイト頑張れよ〜」


そう言って去っていった



なんだったんだろう。


でも天宮と蓮くんであってたんだ。

私を探しに来てたってこと?
どうゆうつもりなんだろう。


それより突然の和也くん登場にジワる。

そんな事考えてたら
生理痛なんて忘れてしまっていた