一緒に幸せになろう

「いただきまーす」

パンにジャムをぬって口に頬張っていると弟の翔が制服姿でリビングにあらわれるなり

「姉ちゃん、今頃朝ごはん?間に合うの?」

ってきいてきた。

翔はもう鞄をもっていて中学校に向かうみたいだ。

「大丈夫だよ、自転車で飛ばせば5分だし」

「入学式当日からそんなこといってて大丈夫かよ」

そういって翔には呆れられたけど気にしない。


そう、わたしが高校を選んだ理由はとても単純で制服がかわいいのと、家からの近さだけだ。

学力もそんな高くなかったため即決だった。