陽輝くんだ。
髪色は金髪でしかも太陽に当たっているため輝いていてまぶしかった。
ピアスもしていて、あの頃の陽輝くんの面影が一切なかった。
わたしより前の席にいるため前を向いたまま喋った彼の顔は見えなかったけれど、名前が一緒なので陽輝くんに間違いないと思う。
わたしは心の中でガッツポーズした。
やっと、やっと会えた。
いくら風貌は変わっていても中身はきっと変わらないよね。
わたしが自己紹介をしたら陽輝くんは気づいてくれるだろうか。
そんな淡い期待をもちつつわたしの順番がきたので自己紹介をしたけれど、陽輝くんはわたしのほうなんて一切見ずに変わらず机につっぷしたままだった。



