わたしは死にたかった。


結婚したのが25歳、大恋愛だった。


大好きだった。


結婚は幸せのゴールインなんて聞いてたから、わたしはただ、20歳から付き合っていた彼氏となんの疑いもなく、結婚した。


じゃあなんで死にたいかって?


愛は有限。


無償の愛だってあるかもしれないけど、わたしにはなかった。




毎日毎日、今まで大好きな彼氏が旦那になった途端わたしは家政婦。

地獄だった。



世間の目を気にして離婚なんてできるはずないし、ただただ、言われるがままに家政婦を演じた26歳の冬でした。