「…………久しぶりだな、誰かに必要とされたのは。


俺はあんたをパートナーとして認めるよ。」



一瞬、哀しそうな光を目に映す


どうしてそんな顔をするの?
そんな哀しそうに笑わないで

「俺は1年雪組 神崎 龍太郎。あんたのパートナーだ。能力は氷。」


さっきの顔が嘘のように笑った龍太郎





私は違和感を抱く


「えっと私は1年月組 な、四葉 夜空。能力は干渉。宜しく、シン。」












「……シン?」


「うん、シン。何となくだけど…嫌だった?」



首を傾げると

「別にいいよ。じゃあソラ、またな」


そういうと彼はーシンは、医療室を出て行ってしまった
















「………ソラか。なんだか、、懐かしいな……。」


アトランティスに来てから懐かしいと思うことが多い。
何故だかは分からないけど大方、見当はつく


然し、気にしないでおこう

気にしたところで分かるはずがないのだから。



私は暖かな優しさとともに意識をベットに沈めた。