機械の終了の宣言が響くと私も要も動きを止める
「夜空、5分休憩をしようか。」
まだ壁に叩きつけられた衝撃で動けない私は要の手を借りて訓練場のベンチに座った
「また負けた。悔しいなぁ。」
私がブツブツ零していると
「悔しいのが次に勝つ為の糧になるんだよ。綺麗事かな?」
要が隣に座って話しかけてくる
狭い
ベンチはけして広くはない
しかし2人分なら余裕で入れるはずなのに何故か私と要は肩が触れ合うほど密着している
「…………」
「…………」
私は狭いなんて要に言えず、ただ黙っていると要も黙ってしまった
2人の間に沈黙が流れる


