「……そうですね。今更どうこういってもしょうがありません。今日から特訓です。
夜空はどれだけ出来るんですか?」
「戦闘はあんまし……かな。今日は知り合いの人のところに行って相談してくるよ。」
秋桜の目の奥が燃えている
明後日の前に私死ぬかもしれない
なのでとりあえず要に逃げる
もともと行くって決めてたし
「知り合いですか?どんな方ですか?」
「優男で怒るとめっちゃ怖い。」
「そうですか、…分かりました。では、明日の放課後は私の地獄特訓とします。一緒に頑張りましょう。」
ニコッと笑った秋桜
めっちゃ怖い
顔から黒いものが見える
有無を言わさない笑顔に私は思わず頷いてしまった
========
要の家
「………つまり、パートナーの男の子と戦うことになったと。
で、夜空はどうしたいのかな?」
秋桜と同じかそれ以上の黒い笑顔の要
めっちゃ怖い
事情を説明したら、何余計なことしてるの?って感じの目で見られた
「確かに近いうちに帰ってきてとは言ったけどね?まだ能力を上手く扱えない状態で勝負なんか出来るはずないよね?そこのところ分かってる?」
言葉のひとつひとつが重い
さすが詩人
「……はい。ゴメンナサイ。」
「過ぎてしまったことはしょうがないけど以後気をつけること。約束出来るね?」
悪いことをした子供に悪いことだと悟らせるように要は優しく甘い声を出しながら私の頭を撫でる
要に撫でられると不思議と懐かしく感じる
「分かった。」


