「………………ぁれ?成功した?ていうかここどこ?」
私は目を覚ますと知らない場所に来ていた
まだ昼前
太陽は雲ひとつない青空の上で輝いている
「ここは屋上かな?」
輝く太陽が、雲ひとつない青空が大きく見えるこの場所は屋上だ
屋上からみえるグラウンド
グラウンドには舞った桜の花びらが落ち、砂で黒くなってしまっている
「あんたが今回の俺のパートナー?」
不意に後ろから声がした
ずっと気配を断っていたのだろう
全く気づかなかった
「……っ!誰!?」
少なからず屋上からみえる景色に見惚れていて驚いた私は瞬時に警戒する
能力のことがあるから
私はいつ襲われてもおかしくない
「警戒すんだな。で、俺の質問に答えろよ。あんたが今回の俺のパートナーか?」
警戒しながら声のする方向に向く
「……え?」
後ろにいたのは藍色の髪に青瞳の男の子
「あ、多分そう。私は、1年月組 四葉 夜空。これからパートナーとしてよろしくね?」
何故か疑問形になってしまった
きっと今の私の顔は驚きとパートナーができた喜びと不安が入り混じった複雑な表情をしている
「………何その顔。
あと俺はパートナーなんていらないから」


