私は先生の絶叫を聞く
目を瞑っていてなかなか攻撃が来ないことが不思議に思った
目を開けると
血だらけでふらふらになっている先生がいた
私に怪我がない理由
それは先生が庇ってくれたから
「…………っえ?」
「……さっさと逃げろ。あと、俺の名前は麻だ。」
自分の方が絶対に苦しいはずなのにそれでも私に逃げろという麻先生
何故なのか
そんな疑問も恐怖に掻き消された
ただ夢中に走った
恐怖から逃げるために
「………ごめん。先生」
私の頬に流れていた一筋の涙
そこから淡い紫の光が溢れた
光の中で私は気を失った


