君の裏を覗かせて?

まあ、なんでもいっか!



私じゃないことは、確かだし。




てことでスルーして、板書していると




ノートにふと影ができる。




ん?と思った刹那




目の前には、完璧なイケメン。




私の顔を覗き込み、穴あくでしょ!っとツッコミたいくらいじっと見つめている。





「な・・にか?」




咄嗟に出てきたのはそんな情けない言葉。




「教科書見てなくない?」




「えっ・・・あっいえ、その・・・ちゃんと見てますよ?」




「ふぅん?」




どうしよう・・・バレたかな?てか、バレたよね。貸してくれたのに失礼だったかなぁ。