太陽と月

将太「ここマジで誰もこねーな。」


後輩「まぁ物置みたいなもんですからね。やります?キャッチボール。」


そう言うと隠していた新聞紙の球を取り出しキャッチボールもどきを始める。


後輩「今子供何ヶ月いったんですか?」


将太「今で二ヶ月かな。」


後輩「んじゃそのまま年越すんですね。」


そんな会話をしながら年末の前の日々を送っていた。


その日常の中に実は俺の中で楽しみがあったのだ。