太陽と月

それからと言うもの、2人の会話は弾む一方で自分のことをどんどん話していった。
会社でも少しずつ声を掛け合うようになり、心の距離が近づいていくのを感じた。


美緒「倉科今日早退するからね〜笑」


将太「えー、美緒いないとかつまらない。後で話に行こ〜。笑」


話しにいくと他の人に捕まり話せなかった。


将太「あの時捕まっちゃって話せなかった〜」


美緒「真っ直ぐ私のところに話しにくればよかったのに!」


将太「なんだ俺と話したかったのか?笑」


美緒「話したかったよ〜泣笑」


そんなLINEをする時に時々感じる。
俺と話したいって言うのは友達として?
それとも少し気があるの?
そう感じさせる文章が美緒のLINEには時折見受けられた。