太陽と月

将太「美緒、旦那さんにLINEとか見られないの?」


気になったことはすぐ聞くのが俺の性格。


美緒「旦那、私に全く興味ないから大丈夫!笑」


興味がない、この言葉の意味を最初はあまり深く考えてはいなかった。


その頃は一緒にLINEをするだけで、会えない間も繋がっている感覚になっていた。


休みがあんなに楽しみだったのに、早く会社で美緒に会いたいという気持ちが少しずつ湧いて来ているのがわかった。


美緒も楽しかったのか、実家にいる間もほとんど絶え間なく返してくれることもあって夜中遅くまで連絡を取っていた。