太陽と月

俺の名前は片桐将太、なんの楽しみもなく食品工場で働く毎日に飽き飽きしていた。


ただ頑張れる要因は嫁と嫁のお腹の中にいる子供のおかげで仕事に向かうことができていた。


付き合って6年、結婚して2年経った俺と嫁の間には子供ができた。


嫁「将太〜具合が悪い〜」


将太「大丈夫かよ!仕事無理しないでヤバそうなら仕事休めよ!心配だから!じゃぁ行ってくるわ〜」


嫁「はーい、いってらっしゃい。」


毎朝の二人の会話をし、嫁にキスをして家を出る。これが毎朝の日課だ。


そんな夫婦間に何もないように過ごしている俺らにもこの2年間で色々あった。


嫁の浮気?不倫?どちらに捉えていいかわからないことが結婚してすぐ色々あった。


離婚届をもらいに行ってそれを嫁に突きつけたくらいのところまで行ったのによくここまで回復したものだと思ってる。


もしこの時…俺は離婚していたらどんな道を歩んでいたんだろう…

そう思ってしまう毎日がこの先にあることも知らずに…