沈んだ気持ちで朝を迎えた私。 だけど。 (いつまでもくよくよしてられないよね) もしかしたら、今日、廊下ですれ違うかもしれない。 もしかしたら、今日、遠くで目が合うかもしれない。 でも、そんなとき。 彼が、気にしたりしないように。 「ちゃんと、ふつうに笑うんだ」