澪もお風呂から出て、2人でベッドに入る。
「今日ね、竜也と現場に行く時に、喫煙室の前通ったら中の話し声が漏れててね。
華のこと狙ってる人が居たみたいでさ、今度デートに誘ってみるって言ってたのが聞こえてね。」
「ははっ。それ竜也も聞いたのか。」
「そうなの!そしたらね、竜也、その人が出てきた時に、大きな声で華の寝顔が可愛いとか、華の作るご飯は美味しいとか、俺達の部屋に龍と遊びに来い。とか言いだしてね。」
「ははは!竜也、一緒に住んでるって牽制してたのか。」
「そうなの!もう私、笑い堪えられなくってさ、そんなことしなくても華、気持ち悪いくらい竜也のこと好きなのにね。」

