4人で近くの定食屋に入る。

「にしてもさー、俺、何度、華に澪ちゃん達も同じ所に引っ越すからって言いかけたことか。

華さー、初めは俺と住めるってめっちゃ喜んでたのに、澪ちゃんと離れるって分かってからすげー落ち込んでてさ。
でも、ちょっとサプライズしたかったから心を鬼にしたよ。」

「鬼すぎるよ!私ほんとに寂しくなってたんだから!
・・・でも、龍くん。竜也くん。本当にありがとう。」

「私も。龍、竜也、本当にありがとね。」

「おう。」
「おう!!」


「・・・でさ!今日龍の誕生日だろ?帰って軽く片付けて、出前の寿司でも取ろーぜ!」
「「さんせー!!」」

「・・・お前ら、うるせーよ。」