「龍ー。あ、おじいちゃんも潰れちゃったの?
龍、お風呂入ってきなよ。」
「サンキュ。」
龍がお風呂から上がって、澪の母親に挨拶をして、2階の澪の部屋へ向かう。
澪のベッドの下に龍の布団が敷かれている。
お互い布団に潜り、澪が話しかける。
「龍、今日は疲れたでしょ。ごめんね。」
「いや、楽しかったし、許して貰えて良かったよ。」
「ありがと。龍。・・・明日は龍のお家だね。」
「うちの親、親父は刑事だけど、かなり緩いから大丈夫だぞ。お袋も、男3人兄弟だから、女連れてったら喜ぶと思うぞ。・・・お前は何も心配すんな。」
「・・・うん。
・・・龍。そっち行っていい?」
「・・・おう。」
澪が龍の布団に入り、龍に抱き着く。

