~白の恋人~


フッと笑った澪の祖父。

「お前らいい加減にせい!早く家に帰って飲むぞ!お前!今日は飲むから泊まって行けよ。」

そう言って澪の家にさっさと帰っていく。


「龍くんのこと、認めたみたいだね。面倒な父ですまないね。」
「いえ。久しぶりに体動かせて楽しかったです。」

「・・・龍、ごめんね。」
「気にすんな。認めて貰えたしな。」


そう言ってニカッと笑いながら、澪の頭に手を置いた龍。