「ちょ、ちょっと!龍!何してるの!」
「何って。ご希望に答えてやろーかと思って。」

意地悪な笑みを浮かべている龍。

「違うの!ギュッてしただけ!」
「何だよ。抱いて欲しいのかと思った。」

そう言って笑う龍。
朝から大好きな笑った顔が見れて幸せだと澪は思う。


「・・・・・・龍。」
「ん?」
「・・・・・・して。」
「え?」

顔を赤くして、恥ずかしさで龍に抱きついて可愛くねだる澪。

「・・・ははっ。バーカ。」

バカなんて言っていても、優しく名前を呼んで口付けて抱いてれる。