「じゃーん!!クリスマスプレゼントだよ!!」
「ははっ。何?」
「はい!開けて!」


「おー!」
「欲しいって言ってたでしょ?」

中にはスニーカー。澪が得意気な表情で笑っている。

「サンキュ。」
「ふふっ。私の方がものすごいクリスマスプレゼント貰っちゃったけどね。」

澪が再び布団に潜り、龍に抱き着く。

「私、龍の奥さんになったんだね。」
「おう。」
「ふふっ。」
「ニヤニヤすんな。気持ち悪い。」
「うるさい。黙って。」

「今度、結婚指輪見に行くか。」
「えっ。今日私貰ったのに?」
「それは別だろ。」
「龍も付けるの?」
「おう。」

「他の女の子寄ってこなくなるかな?」
「お前もな。」
「ふふっ。私は龍だけだよ。」
「俺もお前だけだ。」

2人は笑い合い、キスをする。