「龍、仕事は仕事だからな。澪ちゃんも割り切ってると思うけど。」
「分かってる。」
「・・・・・・。」
「・・・華?」
「・・・チッ。・・・龍くん。昨日、怒らせてから澪ちゃんに謝った!?」
「・・・あぁ。」
「・・・ちゃんと本気で謝った!?いつもみたいにすまねー。とか一言、言っただけで謝ったとか言わないよね!?」
「・・・・・・。」
「いつもの言い合い、生理前、そんなのただの言い訳だからね!
そりゃー、その通りなのかもしれないけどさ!
その後に仲直りもしないで澪ちゃんほっとくなんてどういうこと!?
仲直りしたいなら、自分が悪いと思ってるなら、許して貰えるまで謝るんだよ!
いつでも澪ちゃんが笑ってくれると思ったら大間違いだからね!!」
華はそう言い残してスタスタと歩いて行ってしまう。
「おい、華!・・・っ龍。後で話聞くからな!」

