「はぁー・・・。」


出勤し、仕事に取り掛かる。
仕事となれば、無心になれる。
澪は深呼吸し、無心で捜査資料に目を向けた。





「「ガチャ」」

「おっはよー!!」
「おはよー!・・・あれ?澪ちゃんは?」

いつものことながら、タイミング良く開かれる2つのドア。

「・・・はよ。アイツなら先に行った。」

「なんで!?」