「龍、竜也、ありがとう!凄く楽しかった!!」
「ホントに!!ありがとう!!」

「いや、俺らも楽しかったよ。」
「おう。お前ら朝早かったし、寝てていいぞ。」

「大丈夫!!帰るまでが旅行だから!」
「私も大丈夫。」


走り始めて15分後・・・。
すっかり静かな車内。

「何が大丈夫だよ・・・。爆睡じゃねーか。」
「ははっ。だから俺、助手席座ったんだよ。途中で運転変わる。」
「おう。」

後ろの2人は薄いブランケットを仲良く掛けて寝ていた。