AM5:00
「本当に可愛いわねー!」
「これは永久保存版ね!後でお父さんにも見せないと!」
龍が少し騒がしい声に目を覚ます。
「・・・何やってんだよ・・・」
目の前には、カメラ片手にはしゃいでいる、なつみと咲。
「・・・うるせー・・・。何やってんの・・・」
竜也も目を覚ます。
「いやー、あんまり可愛いから。ふふっ。」
「寝てる間も離さないのねー。ふふふ。」
龍の布団には、龍に腕枕されて、龍に抱き着いて寝ている澪。
そして、澪の横には、澪に寄り添ってこっちまで来たであろう華が竜也に腕枕されている。

