「!?」
「!?竜也くん、龍くん、サーフィンするの!?」

「・・・おう。あっちじゃ波ねーから、こっちに来た時だけな。」
「久しぶりすぎて乗れるか分かんねーけどな。」


「・・・ちょっと待って。どうしよう。・・・龍くん。明日、波に乗らないで竜也くんのムービー撮っといてくれないかな?」

「・・・は?」

「だって!サーフィンするとか聞いたことないもん!絶対見たいじゃん!!絶対かっこいいよ!!鼻血もんだよ!!」

「私も龍がサーフィンするとか聞いたことないよ!」


「じゃあ見に来たらいーじゃん!朝早いけど。」
「おう。」
「お袋達には言っといてやるからさ、帰ってきてから買い物でもどこでも行ってくれば?10時前には家に戻ってきてるだろうし、俺と龍はのんびりしてるし、帰るの夜だし。」

「「!!!」」