澪ちゃんと華が出てきて、竜也がお風呂に向かう。

龍、澪、華は、リビング・和室から離れた、玄関横の広い客室に入る。テーブルもあり、その横には、
なつみと咲が布団を敷いてくれていて、2組ずつ、少し離れて敷かれていた。

「ねぇ、これ、さっちゃん達、どういう組み合わせを想像して敷いたのかな?」

「あはは!やめて、華!どっちにしても面白いよね!」

「はぁー・・・。疲れるだろ、あの親達。」

「全っ然!すっごい楽しいよね!」
「ホントに!とにかく楽しいの!!」

「・・・ならいいけどよ。」

ガラッ

「上がったぞー。・・・何この微妙に離れた2組の布団・・・。」

「これ、どっちの組み合わせが正解なのかなって話してたの!!」

「もう好きにするから全部くっつけとけよな・・・。」

「・・・俺、風呂行ってくる・・・。」