「ふっ。お前は?」 「ん?俺も。華以外、考えられねー。俺も今年中には言う。」 「そうか。お前にも華しかいねーと思うぞ。」 「ふっ。・・・自分の家族と、家族同然の相棒の家族とさ、あんなに仲良さそうに楽しくしてるの見るのってこんなに嬉しいもんなんだな。」 「・・・そうだな。」 龍と竜也はそれぞれ、硬い決意を胸に、幸せな光景を眺めていた────。