仁の、その言葉に大河がUSBを渡す。

受け取った龍が華に渡し、

「華、プロファイリング頼む。」
「ふふっ。任せて。」
「華、俺もデータ貰って解析する。」
「お願い。」

竜也と華が旅行バックからそれぞれのパソコンを取り出し、真剣な表情になる。


15分後。

「次の犯行はココとココ。」

竜也と華が特定した2ヵ所の場所。

すると、大河の携帯が再び鳴る。

「出たか。場所は?・・・おう。分かった。」


電話を切った大河は驚きの表情を浮かべて、

「・・・当たってるよ・・・。」