次の日、昨日と変わらなく孤立していた。


だけど1つだけ変わったことがある。


「おはよう、藤宮さん」


そう言って見覚えのある人が離れていった。


「笠谷光くん……」


誰も聞こえない声でそう呟いた。


すると長谷先生が教室に入ってきた。


「おはよう、席ついてー」


長谷先生の言葉で、みんな喋りながら座る。


「早速朝の会始めます。起立」


長谷先生は、自分で話を進めた。