初恋の話 ~覚えていますか?~

あれからまた1年たった時、私には彼氏がいた。
イケメンで、優しくて、背も高くて、性格も良くて。
とにかくかけたところなんてないから、告白された時、まぁいっか。、っていう微妙な気持ちで付き合い始めた。
そんなの続くわけなかったよね。

ある日ー。駅で2人で電車を待ってた時。
彼の方から、「俺のこと好き?」って言われた。
私まだ、近藤くんのこと、忘れてなかった。好きって言えなかった。
そしたら急にキスされて、駅なのに、脱がされそうになった。
幸い誰もいなかったけど、気持ち悪い。とおもった。
「いや、やめて。やめて。」ってずっと言ってた。
その時__________。
「お前は俺が好きなんだろ?」って。
は?と思って顔を上げると。
あぁ、ずっと見たかった。この顔。私の大好きな顔、声。
この人に比べてあなたはかけたところがありまくりで、
冷たくて性格も悪い。でも顔が飛び抜けてよくて、ちょっぴり優しい。
やっぱり、わたし君が好きよ。近藤くん。
なんで、なんでここにいるの?
「あ…近藤くん。なんで?」
わたしはいろんな事件が一気に起こったから、
目眩と彼への気持ち悪さで吐きそうだった。
「いや、俺もこの駅よく使うし。」
そう言って誤魔化してるけど、それは嘘。
まだ肌寒い季節なのに、汗なんてかくわけない。
私の声が聞こえたから、走ってきてくれたんでしょ。
近藤くんのこういう優しさ、100点満点だよ。
その彼は、「なんだよ!!こいつが好きなのかよ!!」と言って
どこかへ行ってしまった。
わたしは涙が溢れてきて、、止まらなかった。
なんでだろう。この気持ちは、もう涙と一緒に流したはずなのに。
まだ、好き。近藤くんが、好き。
「私たち、また会ったね。運命かも、しれないね。」って言った。
そしたら、
「あぁ、そうかもな。」って、隣に座って言うんだから。
わたしは「大好き。近藤くん、大好き」と言って泣きわめいた。