「タオル取ってくるんで、ちょっと待っててください」



そう言って私は、1階へ向かった。



何だこの状況は…



アイドルとリア恋よりありえないでしょ!



やっぱり夢?



頭の中をぐるぐるとそんなことが回っていた。



とりあえず家に誰もいなくてよかった…




「さっさと帰ってもらおう!」



そう決めて、急いでタオルを取り部屋に戻った。